サイトマップ


コラム
コラム

人工知能と私

2016.04.01

皆様明けましておめでとうございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。新年の挨拶と年度の挨拶を同時に行うことで生産性を200%ほどアップしてお届けして参りますこのコラム、しかしながらやはり気が緩むとすぐに年が明けてしまいますね。こんなことではいけません。今年度は頑張ってたくさんコラムを書いていきたいと思います(前振り)。

ところで昨今は人工知能というキーワードが流行っているそうで、なんでも囲碁でコンピュータが人間のプロに勝ったんだとか。まったくえらいことです。昔の囲碁ソフトなんてのはまともに動くだけでも御の字だったことを考えると、技術の進歩というのはすごいものですね。

思えば遠い昔、PC-8001活用研究という本(ムック?)の中にKALAH(カラー?)という石捲きゲームが掲載されていて、その中でミニマックス法というアルゴリズムの解説記事があったことを覚えています。αβ枝刈りとかいう技を知ったのもその記事からでした。記事を投稿された方ありがとうございます。

というわけでその頃の知識とあといろいろ組み合わせて作成したゲームが 「マッチ棒・グリーンピース・戦争」です。

「マッチ棒・グリーンピース・戦争」はなんと10^2.75966784468通りものゲーム空間を持つ深淵なゲームであり、一部では囲碁を超える神の遊びとも称される非常に難解かつ静的解析の困難なゲームであると従来言われてきました。しかしながら、弊社では今回、最新の深層学習の成果を最大限に活用することで、この「マッチ棒・グリーンピース・戦争」を超プロ級の腕前でプレイする人工知能「夏負け君」の開発に成功いたしました(※4/1リリース)。

この人工知能との対戦を畏れ多くも望まれる方は、上のリンクからお試しいただくことが可能です。尚、この人工知能の運用にかかる電力代などの経費は非常に高額であるため、プレイする際には感謝とありがとうの気持ちを忘れず、募金箱が身近にあれば募金などをするとよろしい。

変なテンションも続けると疲れることがわかったのでこの辺で終わります。それではまた次回お会いしましょう。さようなら。